令和6年3月1日(金)入間市健康福祉センター3階会議室
にて令和5年度第2回相談支援スキルアップ研修を開催
いたしました。
講師にお招きし、バイステックの7原則やカウンセリング
技法をご講義いただき、そのうえでロールプレイを実施し、ワー
カー、クライエント、オブザーバーに分かれ、それぞれの
立場から面談場面に対するフィードバックを行い、対人
援助職として自己を知るための取り組みを実施しました。
角藤様のお話のなかで印象に残ったのは、バイステックの
7原則は支援者の対応の原則ということではなく、被援助
者のニーズであるということです。
■国立武蔵野学院 角藤 翔太郎氏
バイスティックの7原則①個別化、②意図的な感情表出、
③統制された情緒的関与、④受容、⑤非審判的態度、
⑥利用者(クライエント)の自己決定、⑦秘密保持は、
利用者と援助者間の「信頼関係(ラポール)」 を構築
するための倫理と行動の原則として著されているという
話は当たり前のことといえば当たり前のことですが、
業務のなかでなかなか省みることができないことでも
あるため、改めて気付きをいただく機会となりました。
また、研修の最後には角藤様から参加者の皆さんに「心身
ともに健康でいてください」とのメッセージをいただきま
したが、研修のなかでも自律神経系の調整に係るお話をし
ていただいたり、とても穏やかな口調でお話をしていただ
きましたので、研修自体が安心感をもって参加できる内容
であったと思います。
最後になりますが、大変お忙しいなか研修依頼を快くお引
き受けいただきました角藤様にはこの場をお借りし、お礼
申し上げます。