令和5年10月15日に入間わかくさ高等特別支援学校にて入間市障害者自立支援協議会こども部会のイベントが開催され、入間市のこどもに関わる関係機関(小学校の校長先生、特別支援学校の先生、フリースクール、こども食堂、放課後等デイサービス、こどもたち等に関わるボランティア、訪問看護、児童発達支援センターうぃず、障害者支援課、地域保健課、教育センター、相談支援専門員)の皆様にご参加いただき、当事業所も運営に参加させていただきました。
今回のイベントは障害者自立支援協議会の協議のなかで話題にあがる「不登校」をテーマに開催いたしました。ひと言で「不登校」と言っても、その背景や状態は当然ながら一人一人違いますので、不登校をどう解決するか、というよりは、「不登校」という状態にあるこどもやその家族を、多機関が連携し、チームとしてどう支えていくか、また実際に支えているかを学び合う機会としたいと思い、企画しました。
当日は、事例のロールプレイと教育センター(教育センター長、スクールソーシャルワーカー)、児童発達支援センターうぃず、障害者相談支援センターりぼんの方たちから各機関の役割や実際の支援についてご説明いただきました。
障害者支援課長からは入間市の教育と福祉の連携促進の取組の一環である連携マニュアルについて説明していただきました。
入間市立藤沢東小学校吉野正美校長先生には『「向き合うこと」は、「行動すること」~一人一人にスポットライトを~』という演題で入間市での教育と福祉等の連携促進に向けた取組や不登校の現状と課題についてご講演いただきました。
イベント終了後には、参加者皆様がそれぞれに名刺交換、意見交換や情報交換を行う姿があり、時間の許す限り話をされていました。
不登校の理由は、一人一人違い対応方法も様々であるため、支援者は一人で抱え込まずに色々な方たちと連携を取りながら、こどもや家庭の課題に対応していくことが大切であると思いました。また、連携をとるためには、イベント後に参加者の皆様が名刺交換やお話をしたように顔と顔を合わせて話を行うことが連携を取るうえで大切だと思いました。
お忙しい中参加していただいた皆様ありがとうございました。