入間市民大学(毛呂病院 光の家療育センター施設長 鈴木 郁子先生のお話)に参加しました

平成29年6月17日(土)に開催された入間市民大学を参加致しました。

入間市民大学は次に掲げる趣旨に基づき開催されています。

・市民の暮らしの質を高め、心豊かに生きるカリキュラムを提供し、市民文化のレベル

 の向上を目指す。

・学んだことをまちづくりや地域の課題解決に活かせるカリキュラムを提供し、

 コミュニティ活動の充実を目指す。

この日の講師は毛呂病院 光の家療育センター施設長 鈴木 郁子先生です。

発達障害の特性の理解と対応について ~問題は二次障害~というテーマで

お話いただきました。

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講演では主に発達障害に対する基礎知識のこと。

発達障害のある方たちに対する支援者の対応や周囲の環境によって

二次障害が生じる可能性があること、

多様性を認める、ということについてお話いただきました。

 

お話のなかで印象に残った言葉

・こどもの発達のポイントは肯定感。こどものやる気を促す。

 それが本人の成長につながる。

・肯定的指示、肯定的声掛けが大切。

 (例:学校の廊下を走ってしまうこどもに対して、廊下を走らない、という指示では

    なく、廊下を歩きます、と指示を出すこと)

・課題や取り組みは成功で終わらせる。できないのであればハードルを下げる。

・こどもの発達のために肯定的指示、スモールステップ(小さな成功体験を重ね、

 大きな目標に近づいていくこと)、こどもが活動内容や活動時間について見通しが

 持てるような支援(発達障害のある方は先の見通しが持てないことが大きな

 不安)が必要。

・多様性を認める(ある人の枠や社会や多数者等の全体の枠に入れることでは

 なく、また枠に入らないことをこどもや本人のせいにすることではない)。

 

わかりやすい言葉と具体的な話を交えながらのお話であっという間の90分でした。

多様性を認めること。認めることを通して他者を知り、理解すること。

当たり前のことのようですが、実際にはなかなか難しいことです。

社会全体が多様性を認め、そのなかにある独立性を認めることができる社会になって

いけば、それは障害のある方たちに限らず、多くの人が生きやすい社会に繋がって

いくのではないかと鈴木先生の話を聴いて考えました。

                 

                 入間市障害者基幹相談支援センター 並木