厚生労働省より「医療的ケアが必要な子どもと家族を支える取組」が報告書に
まとめられ、公表されています。
現在、身体に気管切開部がある、人工呼吸器を装着しているなど日常生活を送る上で
医療的なケアを必要とする子どもが増加し、対象児童数は約1,8万人と推計され、
10年間で約2倍となっています。
今回の調査は、子どもとケアを担う家族を支える障害福祉サービス等を実施する
3つの法人を対象として実施されています。
報告書では、サービス内容、子どもと家族がサービスを利用して生活する事例、
家族と小児看護師のインタビューを紹介しています。
厚生労働省は、今回の報告書を通じ、医療的ケア児と家族を支えるサービスについて
広く国民に周知するとともに、支援体制の充実を推進していく、とのことです。
入間市障害者福祉プランにおいても医療的ケア児に対する関連分野の支援を調整する
コーディネーターの配置(平成30年度中に配置予定)や重症心身障害児を支援する
児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所の設置(国の基本方針として
平成32年度末までに設置することを基本としている)が掲げられています。
入間市のなかで医療的ケアが必要な子どもと家族が、安心して心地よく暮らすために
医療的ケア児と家族を支えるサービスや体制を知り、関係機関で共有していく必要が
あるのではないでしょうか。
厚生労働省から公表された報告書のページへ移動します。
⇩
・取組の概要のページへ移動します。
『医療的ケアが必要な子どもと家族が、安心して心地よく暮らすために』−医療的ケア児と家族を支えるサービスの取組紹介−(平成30年12月19日)|厚生労働省
・取組の報告書全文のページへ移動します。
『医療的ケアが必要な子どもと家族が、安心して心地よく暮らすために-医療的ケア児と家族を支えるサービスの取組紹介-』(報告書全文)