埼玉県入間市障害者基幹相談支援センター

入間市の相談支援の質の向上と相談支援機関等のネットワーク構築の中核的な取り組みを行っています。当事業所は入間市の委託を受けて、社会福祉法人茶の花福祉会が運営しています。

児童発達支援「とちの木豊岡」がOPENしました!2025.8.13

6月1日にOPENした、一般社団法人坂戸鶴ヶ島とちの木会

が運営する児童発達支援「とちの木豊岡」

に見学にいってきました!

 

事業所は入間市豊岡にある長州ビルの5階

大通りに面したわかりやすい場所にあります。

建物の入り口には段差がありますが、

車いすをご利用の方には職員がスロープを設置し、

サポートを行っているとのことです。

 

また、駐車場は併設されていませんが、

近隣には有料駐車場が多数あり、ご利用の際は時間に合わせて

割引券のサービスがあるとのことなので、

お車をご利用の方も安心してお越しいただけます。

 

↓駐車場の地図の写真はこちらです🚗

 

中に入ると、黄色の壁紙が印象的な、

明るくてかわいらしい空間が広がっていました!

床にはパズルマットが敷かれていて、

転んでも安心なやわらかい素材になっており、

小さな子どもでも安心して過ごせそうな環境が整えられていました😊

 

 

 

中でも、目を引いたのが、

壁に描かれたかわいらしい木のイラストです🌳

 

こちらは美術の教員免許を持った職員の方が手がけたもので、

柔らかい色合い温かみのあるタッチ

空間全体を優しく彩っています✨

今後は子どもたちと一緒に季節に合わせて飾り付けていくとのことです。

子どもたちが安心して過ごせるだけでなく、

感性を育む工夫が随所に感じられる素敵な空間でした!

 

とちの木豊岡は、医療的ケアや重症心身障害を含む、

療育を必要とする0歳から未就学のお子さま

対象とした児童発達支援事業所です。

医療・教育・福祉・保育など、

さまざまな分野での経験を持つ職員の方々が、

多様な視点と専門性を活かし、お子さま一人ひとりに

寄り添った丁寧な関わりを大切にしています。

 

1日7名少人数制遊びやコミュニケーションを通して

子どもたちの成長の芽を育み、周囲の人や物に

自ら働きかけていく力を伸ばすことを目的とした支援が行われ、

活動では、家庭でも取り入れやすい遊びを中心にしており、

子どもが楽しめることはもちろん、保護者の方が

「家でもやってみよう」

と思えるような工夫がされています。

 

また、職員自身も子どもたちと一緒に楽しむことを大切にしていて、

みんなが前向きな気持ちになれるような

遊びの時間づくりを意識しているそうです。

子どもだけでなく、保護者にとっても

安心できる場所でありたいという思いが感じられました!

事業所内での支援だけでなく、

保育園や幼稚園などに訪問して支援を行う

保育所等訪問支援」にも対応しています。

 

また、居宅訪問にも対応しており、

重度の障害などにより外出が難しい子どもには、

自宅に伺い、やりとりや遊びを通した療育支援を行っています。

こうした家庭での支援を通じて、

子どもの生活の場に寄り添ったサポートを大切にしています。

 

今回は、代表島田様をはじめ職員の皆さまにも、

さまざまなお話を伺うことができました。

 

はみ出す人をつくらない」

親も子どもも包み込むような空間にしたい」

「保護者の方に『一人じゃない』『周りに頼れる人がいる』

と思ってもらえることが大切」

完璧じゃなくていいと感じてもらえるようにしたい」

 

職員の方々のこうした言葉から、

支援とは誰かを変えることではなく、

安心できる居場所を共につくっていくことなのだと、

改めて感じさせられました。

 

お忙しいところ笑顔で対応してくださった、

とちの木豊岡の職員の皆さま、ありがとうございました!

 

↓児童発達支援「とちの木豊岡」

障害者グループホーム 坂戸市、鶴ヶ島市とちの木会

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