平成29年3月3日(金)に入間市中央公民館 大会議室にて
入間市障害者基幹相談支援センター事業 平成28年度福祉学習会を開催致しました。
今回の福祉学習会は
早稲田大学 人間科学学術院の岩崎 香先生にご講演をお願いし、
「障害者総合支援法のいままでとこれから」をテーマにお話しいただきました。
障害についての捉え方や障害者制度の変遷。また、相談支援と障害福祉サービス。
そして平成30年の障害者総合支援法の法改正など障害者を取り巻く環境の変化に
ついて大変わかりやすくお話いただきました。
学習会に参加された皆様から反響が大きかったのが意思決定支援についてです。
障害のある方が自分らしく生き・夢をかなえるために(岩崎先生の資料より)
・いろんな人がいる社会が当たり前の社会だということをみんなが理解すること。
・人は誰もが一人では生きていけないのだから、助けが必要な人を助けることが
当たり前だということをみんなが理解し、助け合うこと。
・いろんな人たちと協働しながら支援を必要とする人の「意思」を醸成し、表出、
実現に向けて支援していく。
このお話に参加者からは本人が自分らしく生き、想いを尊重できるように支援する
ためにも、いろいろな機関と連携していくことの重要性を再認識した。
私たちの人権感覚が問われていると感じた。
支援者が当事者の権利を侵害していないか考えた、等のご意見をいただきました。
関係機関の連携強化や権利擁護については基幹相談支援センターの
取り組みにも繋がります。今回の皆様のご意見を基に今後の福祉学習会の
内容も検討致しますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
最後になりましたが大変お忙しい中、ご講演をいただきました岩崎先生、
本当にありがとうございました。
また、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。お疲れさまでした。