重層的支援体制整備事業は、市町村全体の支援機関・地域の関係者が断らず受け止め、
つながり続ける支援体制を構築することをコンセプトに、「属性を問わない相談支
援」、「参加支援」、「地域づくりに向けた支援」の3つの支援を一体的に実施するこ
とを必須にしています。
この事業が創設された背景として、地域住民が抱える課題が複雑化・複合化しており、
子ども・障がい・高齢・生活困窮といった分野別の支援体制では、複雑・複合的な課題
や狭間のニーズへの対応が困難になっている現状があります。
なお、市町村全体がチームとして支援を進めるためには、市町村、地域住民や地域の関
係機関等が議論を行い、考え方や進め方などを共有しながら取組を進めていくプロセス
を丁寧に行う必要があります。このため、全ての市町村が実施する必須事業ではなく、
実施を希望する市町村の手あげに基づく任意事業となっています。
★厚生労働省 地域共生社会のポータルサイト 重層的支援体制整備事業についての
ページへ移動します。