入間市にある株式会社オレンジリンクスさんの爪Qシールの紹介です。
高齢者を見守る爪Qシールはすでに入間市でも導入されています。
新聞記事にもなったのでご存知の方もいらっしゃると思います。
スマートフォンのアプリで読み取るとご本人の連絡先である施設名や
お住いの市町村名および電話番号がわかるそうです。
付けていた方が他市で見つかり、電話連絡が入間市にあった例もあると聞いて
おります。爪だけでなく、靴の踵やキーホルダー等、ご本人に合わせてシール
を貼ることができます。
入間市では地域包括支援センターに申込み、高齢者支援課より
配布され(8枚セット)、現在約80人の方に配布されているそうです。
シールを貼ると2か月間程度もちますが、剥がすことは簡単にできるそう
です。認知症の方を対象としているので、爪に貼るのは障害のある方には爪に
貼るのではなく、キーホルダーや財布、手帳等に貼る方がいいのではないかと
思います。爪Qシールを取り扱っているオレンジリンクスさんでは、
いろいろな用途に使うシールを開発中で、例えば入間市キャラクターの
「いるティーシール」に対象となる方の服薬情報を登録し。そのシールを
スマートフォンのアプリで見るとどんな薬を飲んでいるのかがわかるそうで、
とても便利な機能です。3・11の東日本大震災の時に相談員として聞き取りの
ボランティアを行った時に、ある精神障害者の方が薬が切れて困っていると
言っていたが、その方はどのような薬を飲んでいるか自分でもわからないと
言うので困った事がありました。
薬手帳をいつも持っていくわけにもいかないのでとても良い取り組みだと
思います。対象も認知症の方だけでなく、もっと多くの方が対象になると
思います。また、東京オリンピックで予想される訪日外国人対象に
きゃらQシールも考えているそうです。Qシールのデザインはその方の
国旗とし、名前、国籍、血液型、宿泊先等の情報を登録するそうです。
記事作成 上山