日本では2008年から「世界食料デー」のある10月を「世界食料デー」月間とし、
日頃から飢餓や食料問題の解決に向けて活動するNGO/NPO、国連機関が共同で情報
発信を行っています。飢餓や食料問題についてわかりやすく伝えるチラシの配布や
特設サイトの運営、誰でも気軽に参加できるイベントの開催などが行われています。
今、世界では、すべての人が食べられるだけの食料は生産されているに、9人に1人が
満足に食べられていません。
今日、10月16日は国連が定めた「世界の食料問題を考える日」です。
日本では1年間に約632万トンもの食料品が廃棄されています。
世界の食糧援助量が320万トンです。約2倍近い量が捨てられている現状があります。
昨日、入間市博物館アリットで 一般社団法人ECEF田中氏が食品ロスを考える
イベントとして「0円キッチン」の上映と井出 留美さん(有名な食品ロス専門家)の
トークショーを行い、併せてフードドライブ(食品を集める事)も行い。集まった
食品は所沢にあるフードバンク西埼玉に寄付されました。
また、文京区が「こども宅食」がスタートしたというニュースが一部の新聞で紹介
されました。
「ふるさと納税」を活用して、経済的に困窮する子育て世帯に食料品を無料で宅配
する。児童扶養手当を受けている世帯や就学援助を受けている世帯から希望を
募り、米、菓子、飲料、レトルト食品等10㎏の食品を送る。宅配は2か月に1度で
来年度から毎月1回にする予定だそうです。