埼玉県入間市障害者基幹相談支援センター

入間市の相談支援の質の向上と相談支援機関等のネットワーク構築の中核的な取り組みを行っています。当事業所は入間市の委託を受けて、社会福祉法人茶の花福祉会が運営しています。

8月26日に開催される東町ひまわり食堂のお知らせ

世界の食料問題を考える日として国連が制定した日、

それが毎年10月16日の「世界食料デー」です。

10月は「世界食品デー」月間としてみんなで食べるを考える月間というのは

ご存知でしょうか?

最近「3010(サンマルイチマル)運動」という言葉を聞くようになりました。

この運動は、食品のロスを減らすための運動です。「宴会の開始から30分と、

閉宴10分前には席に座って食事を楽しみましょう」というものです。

この取り組みは長野県松本市で2011年に始まり、全国に広がりつつあります。 

それによると、国内の食品廃棄量は年間約1800万トンで、消費量全体の2割に

当たり、このうち売れ残りや食べ残しなど、食べられる状態にもかかわらず

廃棄される「食品ロス」は年間500万〜800万トン発生しているそうです。

ちなみに国内の米の消費量は約850万トンですので、それに匹敵する量の

食品ロスが毎年発生していることになります。

なお、日本の食品ロスの量について別の表現をすると、世界の国々が途上国に

援助した量の約2倍になるそうです。

また、その量は国民一人一人が毎日お茶碗1杯分を捨てているのと同じくらいの

量にもなるということです。「宴会の開始30分と閉宴の10分前には席に座って

食事を楽しむ」ということで、食品のロスをできる限り減らそうという発想が、

この運動の根底にあります。

この運動を提唱した松本市では、宿泊施設で1年間に出る食べ残しの量が

約半減したというように、目に見える効果が出ているようです。

食品ロスという事を一人ひとりが考える必要があるのではないでしょうか。

日本でもいろいろな活動が始まっています。各地でフードバンク活動も盛んに

なっています。埼玉県ではフードバンクネット西埼玉、フーバンク埼玉の2つの

フードバンクがフードロスと生活困窮支援に動いています。

直接、フードロスと結びつかないかもしれませんが、生活困窮者支援の一つとして

「こども食堂」も活発になっています。

入間市でも、今週の土曜日に青少年活動センター「むささび食堂」が出張し、

東町公民館で「ひまわり食堂」として開催されます。

日 時:826日(土曜日)11001600

    食事は13:00ごろです。

場 所:東町公民館

対 象:誰でも参加できます。

参加費:子ども 100円またはお手伝い。

    大人は300円です。

内 容:ひまわり食堂(ドライカレーやフルーツゼリーを予定)

    ※アレルギーのある方は、事前にご相談ください。

    ひまわり勉強部屋(青年スタッフの宿題支援)

    オープンあとりえ(工作体験)

    その他自由に過ごせます。

企画運営:地区ボランティアスッタフ、「むささび食堂」スタッフ

     大妻女子大学家政学部食物科

問合せ :東町公民館 04-2963-7503  青少年活動センター 04-2962-1005

お子さまのいる方や近くの方、興味のある方は是非足を運んでみてください。

とても勉強になります。

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