長崎県にある社会福祉法人 南高愛隣会では平成30年4月1日に施行される
改正障害者総合支援法のなかで新たに創設される自立生活援助を
平成28年10月1日よりモデル事業(法人自主事業)として制度化に先立ち、
スタートされています。
自立生活援助はグループホーム等から自立した人を支える仕組みで
グループホームや宿泊型自立訓練などから自立し、一人暮らしや愛する人との
暮らしを営まれている方々の支援を行っています。
現在の希望する暮らしを続けていくことができるよう自立生活援助ワーカーや
支援スタッフが必要な時に相談に乗ったり、ちょっとしたお手伝いをし、
利用者の方々が自信と誇りをもって生活できるよう寄り添いながらも少しずつ
引いていく支援を目指しているそうです。
障害のある方が長年住んでいたグループホームを離れ、一人で生活をしてみると、
自立した生活を続けていくためにちょっとしたサポートが必要ということが
わかったそうです。
「自立した後にどんなサポートがほしいですか?」を調べた所、
第1位は金銭管理。第2位は「病院の先生の話が難しい」という医療。
第3位は相談できるところがない。第4位は「書類が届いたが手続きできず、
そのままにしてしまった」という事務手続きの順番。
現状の福祉事業ではこの困っている部分にぴったり合うサービスがありません。
自立生活援助事業は支援員が適宜の巡回や電話相談等で困り事の解決をサポート
していくサービスです。
南高愛隣会では罪に問われた障害者の支援を含め、様々な取り組みを行っています。
興味、関心のある方は是非一度ホームページをご覧いただきたいと思います。