平成29年4月17日に開催された所沢慈光病院連携連絡協議会に
参加させていただきました。
連携連絡協議会には行政機関、医療機関、相談支援事業所、当事者の家族会の皆様が
参加され、所沢慈光病院の入院と外来の状況や退院支援の事例報告、現状についての
意見交換を行い、様々な立場の皆様のお話を伺うことができました。
退院支援については基幹相談支援センターの取り組みの一つである地域移行・地域
定着の促進(相談支援事業の一つ)に関わる部分ですが、地域ではそれが進んでいない
現状もあります。
私自身が地域移行・地域定着を十分にイメージできていないところがあり、大変
恐縮ではありますが、皆様のお話を伺うなかで地域移行・地域定着の促進に向けて
感じたことをお伝えします。
①病院と地域のつながりが見えること
(つながりが仕組みとして構築され、それが可視化されること)
②支援機関の役割や枠組みが見えること
(それぞれの支援機関が何を、どこまで、どれくらい行えるのか表明する)
③印象やイメージの共有・伝達
(地域から見た病院と病院から見た地域)
所沢慈光病院の皆様とは地域移行支援で実際に関わる機会があり、退院支援について
共に考えていただけていると感じ、退院に向けた取り組みにもご協力いただいて
います。
地域移行・地域定着の促進のためには病院と地域がお互いを知り、そのうえで
共に考えていく必要があると考えました。
最後になりますがお忙しい中、ご対応いただきました所沢慈光病院の皆様ありがとう
ございました。
入間市障害者基幹相談支援センター 並木