2月3日金曜日、豊島区の子どもWAKUWAWUの栗林知絵子さんの
講演を拝聴しました。
こども食堂ひまわりクラブのスタッフとして手伝いながらでした。
栗林さんの講演を聞くのはこれで3回目です。いつ聞いても本当に心の暖かい
人柄の方で、子供たちが自然に自分の事を話せるようになるのがわかるます。
子供は人達に甘えながら愛情を受けながら成長していく。
ところが、現代はいろいろな条件が重なり人に甘えることができない、孤独な
子供たちが増えてきました。昔、私達の頃は兄弟がいて両親がいて、祖父母もいて
喧嘩しながらも一緒に夕食を食べテレビで野球中継を見ていました。もちろん
チャンネル争いに負けれるとドラマを見せられました。ところが現在は両親が
働きづめで夕食をみんなで食べる事を経験した事のない子供達が多く
いるそうです。そんな子供達に肩書きを捨てて近所のおばちゃんとして始めった
そうです。子供達のSOSを受け止め
「子どもと人をつなぐ」「子どもと場をつなぐ」「場と場をつなぐ」
地域にネットワークをつないで活動しているそうです。そのような市民の活動に
豊島区では子ども食堂のリーフレットを作り協力してくれているそうです。市民の
運動が行政を動かした。
知り合いが1日前にたまたま職場にきて子ども食堂をやりたいというので、
栗林さんの講演の事を伝えたら、早速講演を聞きにきてくれた。運良く栗林さんと
話をする事が出来て、アドバイスを受けていました。栗林さんはハードルを下げ、
自分達の出来るところから始めれば良いとおっしゃっていました。
本当に近所のおせっかいなおばさんというポジションで子ども達と
向き合っている。改めて感動しました。
こども食堂はソフトな社会資源とおっしゃっていました。
1ヶ月前に栗林さんの本を購入して本棚に置いたままでしたが
早速、本に目を通しました。
子ども食堂をやろうと考えている方々には大変参考になると思います。