埼玉県入間市障害者基幹相談支援センター

入間市の相談支援の質の向上と相談支援機関等のネットワーク構築の中核的な取り組みを行っています。当事業所は入間市の委託を受けて、社会福祉法人茶の花福祉会が運営しています。

令和元年度 第4回地域交流会「障害者就労支援センターについて理解を深めよう」を開催しました2019.10.24

令和元年10月18日に入間市市民会館第1号室にて令和元年度第4回地域交流会を開催致しました。今回の地域交流会は「障害者就労支援センターについて理解を深めよう」をテーマに 入間市障害者就労支援センターりぼんのセンター長である小笠原様を講師にお招きし、講演とグループワークを実施致しました。

 ご講演では、入間市障害者就労支援センターりぼんの活動内容について、小笠原様より大変わかりやすくご説明いただきました。

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お話の中で印象に残っていることは、就労支援におけるアセスメントの重要性についてです。生活面についても細かくアセスメントをとっているとのことです。ここでのアセスメントは、就職に最も大切な会社とのマッチングを計るための聞き取りであり、本人が長く働き続けるうえでも重要であることがわかりました。聞き取りだけでは分からない場合は作業アセスメントも行っているとのことです。会社が求めていることについても、就労準備性ピラミッドを用いてご説明いただき、①心と身体の健康管理(障害・病状の管理)②日常生活管理・基本的な生活リズム③社会生活能力・対人技能を会社は重要視していて、同時にこれらは働き続けるうえでも重要であることがわかり、生活と就労が密接に関連していることを実感しました。

また、本人に合った就職支援、定着支援を行っている他、企業への支援としても、雇用0企業(障害者雇用をしていない企業)への開拓、障害者雇用に関する社内研修への話題提供、就労者が抱える課題への相談対応等を行っていることがわかりました。

グループワークでは、講演を聞いて質問してみたいこと、講演を聞いて障害のある方が一般就労するために必要だと思うことについて意見交換を行いました。終了後は、各グループがどのような話し合いをしたのか、他グループのテーブルを見に行って、そのグループの司会の方に説明してもらい、交流を深めました。

講師を務めて下さった小笠原様に、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。また、ご参加いただきました皆様、大変お疲れさまでした。

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