見聞2017ジャパン×ナントプロジェクトの全貌
「障がい福祉の先達による鼎談と瑞宝太鼓公演」に参加しました。
第一部では元・宮城県知事の浅野 史郎氏、社会福祉法人南高愛隣会の田島 良昭氏、
社会福祉法人グローの北岡 賢剛氏の鼎談が行われ、
第二部では「秩父太鼓大好きどこんこクラブ」とフランスナント市での公演を
控えている長崎県の「瑞宝太鼓」の演奏が披露されました。
・2017ジャパン×ナントプロジェクトのホームページへ移動します。
★第一部 鼎談の様子
★第二部
・秩父太鼓大好きどこんこクラブの演奏
・瑞宝太鼓の演奏
(瑞宝太鼓は就労継続支援A型事業所として運営され、公演等から得た収入が
団員の方への給料となっています)
・鼎談のなかで印象に残った話
障がいのない人のなかには障がいのある人や障がいの重い人が何もできない人で
かわいそうな人だと思い込んでいる人がいる。
そのため、障がいのある人や障がいの重い人の存在を地域や社会の人が知ることや
関わりをもっていくことが大切であり、障がいのある人が何もできない人たちでは
ないことを知ること、知ってもらうことが大切。
今回の太鼓演奏を鑑賞し、迫力のあるパフォーマンスと来場者を楽しませる工夫に
私自身心躍らされ、会場からも大きな拍手が送られていました。
障がいのある人でも人の心を揺さぶるパフォーマンスを披露することができる。
瑞宝太鼓のような障がいのある人の様々な取り組みを地域や社会の人に発信し、
知ってもらう。様々な立場の人がお互いのことを知り、認め合う。
そのことが地域の皆で支え合う。地域で共に生きる、ということにつながっていくの
ではないかとセミナーに参加して考えました。
基幹相談支援センターは障がいのある方等に対する差別の解消のための取り組みを
行っています。
基幹相談支援センターの取り組みを通して、障がいの有無によって分け隔てられる
ことなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向けて、
障がいのある方の取り組み等を地域や社会の人に知ってもらう一助になれればと
考えています。