今日の東京新聞のプラス・ハンディキャップ通信で障害者トイレの事が書かれていた。
東京オリンピックに向け東京の街はバリアフリー化がすすんでいる。
ただ車いすユーザー目線で見ると整っていないところがたくさんある。
そのなかでも一番気になるのがトイレだそうです。実際に利用すると疑問を
感じることが多いそうです。『開閉スイッチ』が押しづらい場所にある。
スライド式ドアはドア自体が重いと、麻痺や腕の筋力が低下している方には
動かすことがとても大変です。
周辺のトイレットペーパーやてすりの配置も当事者が試したか首を
かしげることが多い。バリヤフリー新法で『障害者トイレ』が
『多目的トイレ』と名称が変わりお年寄り等も利用できるように
なりました。ただ『多目的トイレ』という名称なので誰でも利用できると
思い一般の方も利用されている。
ある駅のトイレでは女子高校生がその『多目的トイレ』で化粧をして長い
時間を占領してしまったので、そのトイレを使用しようと思っていた
障害者が失禁してしまった。『多目的トイレ=誰でも使える』という感覚の
ために本当に必要な方が利用出来ないのでは本末転倒です。
「相手目線」で「思いやりを持つ」ことが大切でそれにかけていることが
多い。オリンピックを迎え多くの国の方が来日されます。外国人には
和式トイレの利用が難しいとおもいます。公共の建物、公園のトイレは
すべて洋式トイレに変えることは必要だと思います。それがおもてなしの
最初だと思います。
上山